Windows7におけるTLS1.2の有効化について

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【楽天市場】-臨時- 週刊サポートニュース(2018/10/16 11:10)
【重要】「TLS1.0」「TLS1.1」サポート終了のお知らせ
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に記載のとおり,RMSとの通信にTLS1.0,TLS1.1は使用できなくなりました。

Windows7環境では【R-とるく】[APIモード]のすべて,【R-とるく】[IEモード]の一部
および【R-たすく】の一部の機能でTLS1.0で通信しようとするため
TLS1.2対策がなされていない端末ではエラーが発生します。

下記Microsftが提供する対策によりWindows7でもTLS1.2で通信するようになります。

※Windows7はService Pack 1(SP1)が適用されている必要があります。
※Windows8以降をご利用の場合は対策は不要です。
※WindowsVista以前ではRMSが動作しません。

■■対策方法■■
Microsoftの更新プログラム配布ページ↓の
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/3140245/
[Download]から取得するファイルを直接あるいはPCにダウンロード後実行してください。



PC再起動後にご利用ください。

お手数をおかけして恐縮ですがなにとぞご了承のほどお願い申し上げます。
不具合,ご要望はお気軽にご連絡ください。


--------以下技術情報です。上記対策後,お困りの際にご参照ください。--------

この更新ファイルはレジストリに下記エントリを追加します。
すべてのWindows7(SP1)
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\WinHttp
64bit版Windows7(SP1)にはさらに
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\WinHttp
いずれも
名前:DefaultSecureProtocols  値:0x00000A00

WinHttp TLS1.2およびTLS1.1の通信に変わります。
社内や古いサーバーなどでWinHttp TLS1.0が必須の場合,値の書き換えが必要です。

WinHttpとは関係ありませんが,上記更新ファイルはブラウザ通信の設定も変更します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings
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