【R-たすく4】は楽天市場の店舗運営者用管理サイトRMS内の商品情報編集を支援するアプリケーションソフトです。
【R-たすく4】のさまざまな編集機能と,RMSデータ取得(API使用)-RMS反映の自動化(GoogleChrome使用)により
 RMSの[商品一括編集]サービス(月額1万円)を使わずに商品情報の編集を支援します。


すでに【R-たすく4】をインストール済の方はこちら

■【R-たすく4】インストール前の確認事項

-----Google Chromeのインストール-----
ご利用のPCにGoogle Chromeがインストールされていない場合はインストールしてください。

https://www.google.com/chrome/


-----インストールされているOfficeの確認-----
【R-たすく4】をインストールするパソコンにすでにOffice(Excel,Word等)がインストールしてある場合は,
Officeの32/64bitの別を確認してください。
※OS(Windows)の32/64bitの別は関係ありません。

-----Officeのバージョンを確認する-----
https://support.office.com/ja-jp/article/932788b8-a3ce-44bf-bb09-e334518b8b19
Officeがインストールされている場合はAccess Runtimeおよび【R-たすく4】の同じ32/64bit版を選択します。

インストールされているOffice環境により利用できるAccess Runtime(MSI)に制限があります。
-----同じ PC にインストールできるOffice製品について-----
https://www.microsoft.com/ja-jp/office/homeuse/attention4.aspx
下記標準インストールでインストールできない,起動できない等の支障がある場合は異なるバージョンを選択してください。

-----AccessまたはAccessRuntimeのインストール有無を確認-----
[アプリと機能]でAccessがインストールされていないかを確認してください。
(Office Professional,Microsoft Access,Microsoft Access Runtime)
※Access DataBase Engineは無関係です。


■【R-たすく4】のダウンロードとインストール
ダウンロードページの[【R-たすく4】ダウンロード]をクリックしてください。



一旦PCに[保存(ダウンロード)]してから[ファイルを開く]で[インストール]してください。
[保存(ダウンロード)]のみでは動きません。
OSや設定によりセキュリティメッセージが出ますので許可を与えてください。

Microsoft Edge/Microsoft Defenderの例:

市販のセキュリティソフト等にブロックされる場合は各セキュリティソフトのマニュアルをご参照ください。
この手順でインストールできない場合は,zipファイルを保存し,展開後のr-task4-setup(.exe)ファイルを実行してください。


【R-たすく4】セットアップが開始されます。ウィザードに添って処理を進めてください。



以下の条件に合わせてコンポーネントを選択してください。

初めて【R-たすく4】をインストールする場合
  ※3 Webdriver for Chrome (seleniumBasic)にチェック
  初回は必ずチェックしてください。

PCにMicrosoft Access(Runtime)がインストール済の場合
 1)32bit版Access(Runtime)がインストール済の場合
  ->※2 R-たすく4 32bit版 にチェックして [次へ]
 2)64bit版Access(Runtime)がインストール済の場合
  ->※1 R-たすく4 64bit版 にチェックして [次へ]

PCにMicrosoft Office(Exel,Word)がインストール済(Accessなし)の場合
 1)32bit版Officeがインストール済の場合
  ->※2 R-たすく4 32bit版 ※5 Office365 Access Runtime 32bit にチェックして [次へ]
 2)64bit版Officeがインストール済の場合
  ->※1 R-たすく4 64bit版 ※4 Office365 Access Runtime 64bit にチェックして [次へ]

PCにMicrosoft OfficeおよびAccess(Runtime)のいずれもインストールされていない場合
  ->※1 R-たすく4 64bit版 ※4 Office365 Access Runtime 64bit にチェックして [次へ]



seleniumの使用許諾契約に同意してください。


[インストール]をクリックするとインストールが開始されます。
インストールフォルダは変更せずそのまま[次へ]で進めてください。
やむを得ず変更する場合はフォルダが[読み取り専用]でないことをご確認ください。

■.NET Framework 3.5のインストール
Webdriver for Chromeの稼働に .NET Framework 3.5がインストールされている必要があります。
 .NET Framework 3.5がインストールされていない端末でご利用の場合,またはご不明な場合,
こちら↓からインストールしてください。
Microsoft .NET Framework 3.5のインストール
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=21

※ .NET Framework 4.0以降とは別に必要です。
※ インストール済みの場合,無反応で即時終了します。


■RMSのAPIサービス利用設定

【R-たすく4】の稼働にはAPIが必要です。下記手順によりAPIご利用環境をご準備ください。
※RMS[商品一括編集]のご契約は不要です

1:利用申請

【R-たすく4】が使用するAPI無料でご利用いただけますが申請が必要です。
まだご利用になったことがない店舗様は,
[RMSメインメニュー]-[店舗向け情報・サービス]-[6 WEB APIサービス]-[2:利用設定]枠の[2-1 WEB API]
から申請してください。
※すでに申請済みの場合は[2:利用機能編集]に進んでください。



申込が完了すると同じページにserviceSecret(サービスシークレット)が表示されます。
licenseKey(ライセンスキー)は[ライセンスキーの確認・変更]で確認できるようになります。

※上記利用申請を完了しserviceSecret(サービスシークレット)とlicenseKey(ライセンスキー)発行後,
RMS側のAPIサーバーの準備に若干の時間(10~30分程度)を要するようです。ご留意ください。



2:利用機能編集【R-たすく4】が使用するAPIを[利用中]にしてください。

[RMSメインメニュー]-[店舗向け情報・サービス]-[6 WEB APIサービス]-[2:利用設定]枠の[2-1 WEB API]
にある[利用機能編集]ボタンをクリックしてください。
[利用機能編集]画面が開きます。

【R-たすく4】が利用する機能は下記の通りです。すべてチェックを入れて登録[利用中]にしてください。
 ※チェック後,最下部の[確認する]-[登録する]ボタンをクリックする必要があります。
 ※2.0,2.1など類似する項目があります。ご注意ください。




最下部[確認する]ボタンクリック->[登録する]ボタンをクリックします。
[利用機能一覧]で上記一覧のAPIサービスが[利用中]として表示されることをご確認ください。

serviceSecretとlicenseKeyをコピーして
【R-たすく4】[アカウント設定]にペースト
 してください。






※1【R-たすく4】が使用するAPI無料でご利用いただけます。
[商品一括編集]のご契約は不要です




■【R-たすく4】の起動

インストールが完了するとデスクトップに【R-たすく4】の
ショートカットアイコンが表示されます。



ダブルクリックまたは右クリック-[開く]で起動します。

起動しない場合
・[アプリと機能]でAccess(Runtime)がインストールされていることをご確認ください。
・デスクトップの【R-たすく4】ショートカットを右クリック-[プロパティ]-[全般]タブ
 [プログラム]がAccessになっていない場合はこちら
 □アプリケーションが起動しない をご参照の上,Accessに紐づけしてください。


■【R-たすく4】最新版の導入

[UPDATE]ボタンの周りに黄色い枠が出ているときは新しいバージョンの用意があります。
[UPDATE]ボタンを押して最新版に更新してください。

データは保持されます。(整列順や表示状態はリセットされます)


■【R-たすく4】の終了

【R-たすく4】の[終了]は右上の[×]をクリックしてください。

データは保持されます。(整列順や表示状態はリセットされます)
■ご利用上の注意

フォームに記載の[注意事項][警告]は必ずお読みいただき,誤操作のないよう充分ご注意下さい。
動作が不明な場合は[マニュアル]をご参照いただいたり,少数で試すなど
【R-たすく4】の処理動作をご理解いただいたうえでご利用下さい。
■アカウント設定

デスクトップのアイコンまたはスタートボタンのリストから【R-たすく4】を起動してください。

アカウント設定が完了していない場合は[アカウント設定]画面が自動表示されます。
更新,変更時は[アカウント設定]ボタンで表示できます。



※1 ショップURL
https://www.rakuten.ne.jp/gold/???/または https://www.rakuten.co.jp/???/ の
??? 部分のみを入力してください。
https: や / を入力するとエラーになります。

※2 serviceSecretとlicenseKey
↑上記手順で取得したserviceSecretとlicenseKeyを入力してください。

※3 PASSKEY
空白のままでも動作しますが,RMSの商品10件のみを対象として動作します。
また,CSV関連,商品の新規登録等一部の機能がご利用いただけません。
ご契約後にご案内するPASSKEYを入力いただくと,これらの制限が解除されます。

※4 R-Login ID・パスワード
RMSにログインする際の R-Login ID を入力してください。
弊社がIDやパスワードを収集したりすることは絶対にありません。
その他セキュリティについては,こちらをご参照ください。
R-Login パスワードは有効なものをひとつだけでも動作しますが,
複数入れておくといずれかのパスワードでログインを試みます。
以降ログインに成功したパスワードを優先して使用します。

※5 ユーザーID・ユーザーパスワード
貴店RMSに管理者/スタッフとして登録された楽天市場のユーザーID,パスワードです。
【R-たすく4】のユーザーは[ダブルアカウント]で!
【R-たすく4】のRMS内の移動は[ダブルアカウント]の範囲を出ることはありません。
[管理者]でもご利用いただけますが,[ダブルアカウント]IDはログイン動作が早く,
セキュリティの面からも強く推奨します。

入力が終わったら[保存]を押してください。
■商品一覧ダウンロード

[商品一覧ダウンロード]ボタンを押すと[ダウンロード詳細設定]フォームが開きます。

在庫数も必要な場合は□[在庫数]にチェックを入れます。
右側の[ダウンロードオプション]でダウンロードする条件を指定することもできます。
[実行]ボタンを押すとRMSから商品情報をダウンロードします。
[お試し版](PASSKEY なし)の場合は商品10件のみ。ご契約後は全商品を対象に読み込みます。


■【R-たすく4】の画面構成

【R-たすく4】には[商品単位編集]画面と[SKU単位編集]画面の二つがあります。

商品単位編集画面

商品単位のみで設定できる項目の編集およびSKU単位で設定する項目の商品単位一括入力ができる画面です。
[商品単位編集画面]の[SKU単位項目](販売価格,表示価格・・)は[商品一覧ダウンロード]時または編集時に
全SKUの設定値が同じ場合にのみ表示されます。

各商品の※1[SKU]ボタンを押すか,商品選択後※2[SKU単位の処理]ボタン押下で[SKU単位編集]画面に変わります。

SKU単位編集画面

SKU単位での個別または一括編集ができる画面です。
編集後は[商品単位の処理に戻る]ボタンで商品単位編集画面に戻ります。


■商品単位の編集

まず商品単位画面での編集手順を,よくご利用いただいている
商品名にキーワードを入れる。
ポイント変倍を設定する。
の二つを例としてご紹介します。

【R-たすく4】では[選択した商品の情報を一括変更する]ことができます。
ここでは一部商品を選択して編集する例をご紹介します。

下の画像は商品名に[sample商品]の文字列を含むものを選択する方法です。



条件設定後[条件一致商品表示]ボタンを押すと,条件に一致する商品情報だけが表示されます。
他の商品は削除されたわけではなく裏に隠れているだけです。

現在表示されている商品すべてを変更の対象としてよければ[表示データのみを選択]を押します。



表示されている商品が選択状態(オレンジ系,モニタによってはピンク系の背景)になりました。
各商品行の左端にある[■選択]ボタンを押すことで個別に[選択][非選択]を切り替えることもできます。

[表示中]と[選択中]の意味を理解してください。

一括変更処理の対象は[選択]した商品であり,[表示]されている商品ではありません。
一括変更を実行する前に右上の件数表示も併せて選択中の商品
間違いないか充分確認してください。→
条件指定を繰り返すと[選択中]の商品が[非表示]になる場合もあります。


ここでは商品名の末尾に,キーワード【P10EVENT】を追加するとします。
[選択した商品の一括変更処理]にある[商品名]ボタンを押してください。



[商品名 一括変更]の画面が開きますので,[文字列追加]ボタンを押してください。
末尾に追加しますので[末尾追加文字列](下のテキストボックス)にキーワードを入力します。



キーワードを入力したら[一括変更処理実行]を押してください。



確認画面が表示されます。[OK]を押してください。
[終了]ボタンで[商品名 一括変更]画面を閉じてください。



変更を加えられた項目(ここでは商品名)が赤背景に変わります。
長い商品名の末尾まで確認したい場合は各商品行にある[商品名]ボタンを押してください。
別画面が開き商品名全文字列の確認ならびに編集ができます。


次に現在選択中の商品にポイント変倍の設定をします。
[選択した商品の一括変更処理]の[ポイント変倍]ボタンを押します。





[商品別ポイント変倍 一括変更]の画面が開きます。
まずポイント変倍率を選択してください。

[最短開始]ボタンを押すと,[現在]設定できる最短(2時間後以降)の開始時間を表示します。
「[RMSに反映]時の最短開始時刻を自動計算して設定する」にチェックを入れると,
[現在]ではなく[RMSに反映]時の最短開始時刻を自動設定します。
「[RMSに反映] 時の最大適用期間(60日)を自動計算して設定する」にチェックを入れると,
開始時刻から最大設定期間を自動設定します。
[日後終了]ボタンは日数を入れて押すと,開始日時から〇日後の日時を終了日時に表示します。

適宜日時を調整して[一括変更処理実行]ボタンを押してください。
ポイント変倍設定の条件に合致しない場合[一括変更処理実行]ボタンは使えません。



ボタンを押すと処理を実行し,結果を表示します。
[終了]ボタンで[商品別ポイント変倍 一括変更]画面を閉じてください。


ポイント変倍の項目が変更済み(赤背景)に変わります。


■SKU単位の編集

SKU単位画面での編集手順の一例として
販売価格を設定する。
手順をご紹介します。

各商品の※1[SKU]ボタンを押すか,商品選択後※2[SKU単位の処理]ボタン押下で[SKU単位編集]画面に変わります。



サイズがLのものだけ値上げをしてみます。
[バリエーション選択肢が]-[ L ]-[に等しい]として(1)[条件一致商品表示]を押します。



続けて(2)[表示データのみを選択]で選択し,.
[選択したSKUの一括変更処理]-(3)[販売.表示価格]ボタンを押します。

販売/表示価格(SKU単位) 一括変更]画面が開きます。



現在の販売価格の2割増しにしてみます。
[販売価格]=[現在の販売価格]×[1.2]
として[一括変更処理実行]ボタンを押します。



販売価格が変更されました。



[商品単位編集]の[変更済]は[赤背景]ですが,[SKU単位編集]は[青背景]になります。
[商品単位の処理に戻る]ボタンを押して[商品単位編集]画面に戻ってみましょう。



[販売価格]枠が空欄かつ青背景になっています。
これはSKU単位で異なる値に変更されたことを示しています。
SKU単位の販売価格が全て同じ場合はここに販売価格が表示されます。(CSV読込時を除く)


■RMSに反映する

変更処理がすべて完了したら[RMSに反映]ボタンを押します。



ここでご注意いただきたいのは
[RMSに反映]の対象は,選択されている商品変更された項目(赤背景,青背景)のみということです。
変更を加えても選択されていない商品(白背景)は[RMSに反映]の対象外です。
選択されていても変更済(赤背景,青背景)でない項目は反映されません。

選択されていても変更された項目(赤背景,青背景)がひとつもなければ無視します。
「全部に変更を加えたけど一部の商品のみ反映」といった場合は非選択状態(白背景)にすれば反映の対象から外れます。
「変更したものはすべて」という場合は,[全選択]状態にすれば,変更済(赤背景,青背景)がある商品だけを抽出,反映します。

確認・設定画面が表示されます。
[RMSに反映]はタイマーによる実行も可能です。
ここでは[即時実行]を押します。



[RMSに反映]実行時に
[オートメーションエラーです]エラーが発生する場合は[.NET Framework 3.5]が,

[クラスが登録されていません]エラーが発生する場合は[WebDriver]がインストールされていません。

再度こちらでインストール手順をご確認ください。

[RMSに反映]を実行すると【R-たすく4】がRMSの商品情報を書き換えます。



処理結果が表示されます。



(1)なんらかの理由で失敗した場合は[〇件のデータ変更に失敗しました]
(2)ポイント変倍設定中で更新できない場合は[〇件のポイント変倍は設定期間中でした]と表示されます。
(1)の場合はその商品はすべての項目の更新に失敗しています。
(2)の場合はポイント変倍のみ失敗して他の項目については更新に成功している場合があります。
反映に成功すると商品の該当項目の赤背景,青背景が消えます。
失敗した商品の該当項目は赤背景,青背景のまま残りますので原因を排除した上で再度[RMSに反映]を実行してください。

商品を登録,変更,削除してから[商品一覧ダウンロード(API)]の情報に反映されるまで30分~数時間かかるようです。


以上で一連の作業は終了です。
他にもここではご紹介していない項目の編集や便利な機能が多数あります。
ぜひご利用いただいて皆様のショップ運営にお役立ていただければ光栄です。